HIGH ALTITUDE
MAGAZINE

前回は、ハイアルチ創業した想いをお伝えしました。今回は、私が描くハイアルチの展望(未来)についてお話させていただきます。

ハイアルチでは、「限られた人生を最大限楽しみたい。そのために、効率よく、心身の健康づくりに取り組みたい」そのような想いをお持ちの皆様をサポートします。

時間は、有限です。私自身も、やりたいことがたくさんある中で、「時間」をとても大切に思っています。だからこそ、ハイアルチは「高地環境(低酸素環境)をプロデュースする」ことを通じて、会員の皆様にとって、挑戦し続けるための資本となる「心と体の健康づくり」に伴走していきます。
 
そして、「地球を健康にする」というミッションの下、ハイアルチの挑戦は「フィットネスジム」の領域にとどまりません。
「健康な人をより健康に」という未病分野から、お客様を広げていく取組みもすでに始めています。例えば、2019年にノーベル医学生理学賞を受賞したテーマが「低酸素」であったように、ハイアルチでも病気の治療に貢献できる高地環境の開発を進めています。
 
また、高地環境を「運動」というシーン以外にも広げていきたいと思っています。
すでに海外では、美容サロンと高地空間のコラボレーションもあります。細胞が活性化する高地環境の中でエステを受けることによって、施術効果を高めています。また、カフェというコーヒーを飲みながら本を読む時間、自宅やホテルの寝室を高地環境にすることで寝ている間に、高地環境を取り入れてもよいかもしれません。そんな高地環境が私たちの日常にとけこんでいる世界。これが私たちの考える未来です。
 
このように将来的には、フィットネス領域を超えて、介護・医療施設などのヘルスケア領域から、企業の健康経営、そしてその先には、日常のライフスタイルに近い、カフェやサロン等にまで、高地環境を広げていきたい──「高地トレーニングを、日常にー」を実現したい、そう考えています。
 
コロナウイルスという未曾有の危機を経て、より一層、低酸素という「健康によい空気」を、新たな価値として一般に広く提供することは、社会的にも大きな意義を持つと感じています。みなさまと一緒に、よりよいハイアルチを創っていきたいと思っておりますので、ご意見・ご感想等ございましたら、今後ともお気軽にご意見賜れますと幸いです。2022年もハイアルチを宜しくお願い致します。