HIGH ALTITUDE
MAGAZINE

ハイアルチのプログラム
開発秘話1
ラン&ウォークプログラムのこだわり

こんにちは。ハイアルチ・プログラム開発責任者の新田です。いつも「ハイアルチ」をご利用いただきましてありがとうございます。おかげさまで、ハイアルチも30店舗(2022年6月末)になりました。これもひとえに、ハイアルチを応援してくださった会員の皆様のおかげです。ありがとうございます。これから3回に分けて、プログラム開発責任者の私から、ハイアルチのプログラムについてお伝えしていこうと思います。

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「ラン&ウォークプログラム」

「低酸素空間で楽に心拍数を上げるトレーニングを」

皆さんも感じていますか? 専門的な話ですが、低酸素の環境だと外の環境よりも心拍数が20〜30ほど上がりやすくなります。皆さん、心拍数が上がれば苦しいというイメージがあると思います。実は、心拍数が上がって苦しいのではなく、心拍数が上がる運動をしている「筋肉」が疲労して辛いのです。低酸素空間で160ぐらいの心拍数は、ラン&ウォークしている皆さんの多くの方々が経験したことがあるかと思います。外の環境で心拍数160になる運動とは、例えば全力疾走です。ですが、足の疲労がひどくて心拍数160を保つ運動は続けることが難しいでしょう。しかしながら、低酸素空間では、ゆっくりのジョギングや喋れるぐらいのジョギング、早歩きでも心拍数160に上げることができるのです。

「ランは足が太くなるから・・・」

そんなことはありません。ランニングやジョギングをすることで、筋肉がつき足が太くなりますよね?とよく聞かれます。女性の足が太くなるぐらい走り込むのであれば、月に500キロぐらい走らないと。だから、安心してハイアルチで30分間、走ってください(笑)

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もちろん、走ることが苦手な方も大丈夫!ゆっくりジョギングするよりも早歩きの方が意外と心拍数が上がることもあります。普段走り慣れてない人ほど、早歩きの方が心拍数が上がる傾向にあるので。心拍数160前後を目安に30分間キープすることが大事です。 (※年齢、身長、体重、運動歴などにもよります。)
外の環境から低酸素空間に行くと、一瞬SPO2(血液中の酸素濃度)が落ちやすい瞬間があります。5分ぐらいすると慣れてくるので、最初の5分間はゆっくり歩きながら、体を慣らしてください。