城西大学男子駅伝部監督
櫛部氏がアスリートコースを監修
インターバルの重要性を説く(前編)
櫛部氏がアスリートコースを監修
ハイアルチの低酸素ルームを導入する、城西大学男子駅伝部が「第100回東京箱根間往復大学駅伝競争(以下、箱根駅伝)」で総合3位に入賞されました。監督の櫛部静二氏、並びに、駅伝部の皆様、おめでとうございます! その櫛部氏が監修する、アスリート、そしてランナーの方が競技力向上を目指すための高強度インターバルトレーニング「アスリートプログラム」(新名称:アスリートコース)の内容改定に伴う、研修を実施致しました!ぜひ、お読みください!
長時間走るランナーだからこそ、 高強度インターバルトレーニングで、速筋を刺激し、パフォーマンス向上を!
運動のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)は、筋肉中に少ないため再合成が必要になります。この再合成には、①クレアチンリン酸系②解糖系③有酸素性の3つの種類があります。そして、強度と運動時間の関係によって、3つのエネルギー供給機構の働く割合が変化します。特にマラソンのような長時間運動する競技では、主にミトコンドリアによって再合成される有酸素性が重要になります。
しかし、よりパフォーマンスアップを目指すなら、クレアチンリン酸系や解糖系も関わるような強度の高いトレーニングも必要になるため、この3つのエネルギー機構を意識してバランスよく刺激しなくてはなりません。
しかし、多くのランナーは、普段から低~中強度での長時間のトレーニングが多い一方、高強度のトレーニングは少ないようです。 有酸素性能力を高めるためにはそのようなトレーニングは重要ですが、よりパフォーマンスアップを図るには、強度が低いトレーニングばかりではなく、クレアチンリン酸系・解糖系のエネルギー機構を利用する強度のトレーニングも必要です。
そこで、低酸素環境を利用した高強度トレーニングをお勧めします。
例えば、高強度でのインターバルトレーニングは速筋を動員するため、クレアチンリン酸系・解糖系の利用の割合が高まります。高強度でのインターバルトレーニングは、短時間で高強度の運動を繰り返すトレーニング法です。このトレーニングは、速筋を動員するため、クレアチンリン酸系・解糖系の利用の割合が高まります。低酸素環境を利用することで、より効果的なトレーニングが可能になります。
―ハイアルチは城西大学駅伝部の選手の皆様、監督やスタッフの皆様を応援しています!
櫛部先生の低酸素トレーニングの効果に関するインタビュー記事もございますので、ぜひご覧ください!
https://high-alti.jp/magazine/20230329/