HIGH ALTITUDE
MAGAZINE

TEAMハイアルチ
西岡賢一さんへの
インタビュー(後編)

前回のハイアルチマガジンに続き、TEAMハイアルチの一員である西岡賢一様のインタビュー後編です。ランニングトレーナーである西岡さんは、現役のトレイルランニングの選手でもあります。ハイアルチ下北沢スタジオに通いつつ、日本のみならず世界中の山を走っています!引き続き、トレイルランニングの活動やハイアルチでのトレーニングについて、お届けします。ぜひ、お読みください!

―昨年のレース前は、どのようにハイアルチを使われていましたか?
ルーティンとして、週に1回は行くようにしています。都合がつけば、週2回行くこともあります。特にレースの2ヶ月前ぐらいから1ヶ月前ぐらいまでは、なるべく酸素が薄い状態に慣れるために、ハイアルチに通い詰めていました。

―日本の山でもトレーニングするのですか?
はい。富士山2往復、上がって下りて、また上がって下りました(笑)。スピードハイクという早歩きです。山用の装備を背負って安全を確保した上で2往復なので、心配しないでくださいね。僕は長時間走ることに慣れておかなければならないので、12〜3時間ぐらい動く練習をしていましたよ。

―ハイアルチで追い込み、山で長時間を耐久するトレーニングをしているのですね。
そうですね、ハイアルチは心肺機能を高め、低酸素状態に慣れる場所として使い分けていました。実際に富士山に登ると、高山病になって吐き気やめまいが出てきてしまいます。ハイアルチは、酸素が少ないことを体に慣れさせることができるので、ありがたいと思っています。

―今年もトレイルランニングのレースに挑戦するのでしょうか?
もちろんです!一昨年から、海外のレースに参戦しているのですが、大規模なレースなのでものすごく楽しみです!今年の夏に、スペインのピレネー山脈を走るレースに参加する予定で、トレーニングも始めています。景色がものすごく綺麗で、絵はがきの世界で走っている感覚に陥りますよ。長時間、走っていても飽きないのが魅力です。また、現地ファンの方も気軽に応援してくださったり。「走る」ことを通して言葉の壁を越えて繋がれるのも醍醐味のひとつです。今から楽しみにしています!

―貴重なお話、ありがとうございました。トレイルランニングについて、ハイアルチのスタッも皆、興味津々です!会員の皆様も、トレイルランニングにご興味が出てきたのではないでしょうか。西岡さんのピレネー山脈のレースをハイアルチも応援します!皆様もぜひ応援してください!

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